飾り巻き寿司づくり編
前回に引き続き、「飾り巻き寿司1級インストラクター」で、巻寿司特任大使の八幡名子さんを講師に、
いよいよ、飾り巻き寿司に挑戦です!
→パート1ー巻きすだれ、寿司桶の使い方編はこちらから
完成品はこちらです! ジャジャーン!! さてさて、上手くできるでしょうか
まずは、パーツづくりから
今回、飾り巻き寿司に使うのは、プレーンな酢飯、黄色い酢飯(市販の厚焼き玉子を崩して酢飯に混ぜたもの)、ピンクの酢飯(でんぶを酢飯に混ぜたもの)、湯がいたほうれん草です。
名子さん(以下「名」
「まずパーツを作ります。海苔を4つに切って、ピンクの海苔巻3本、黄色い海苔巻1本を作っていきます。」
「海苔のつるつるした方が外側ですよ〜。サイズが小さいので、巻きすを使わないでもOKです。」
名「巻いたあとのカタチを整えるために、巻きすを使いますよ。」
「わ〜!綺麗に整いますね。」
「コロコロ整えるなんて、こんな使い方初めて〜!」
名「この国産の巻きす、自分か持っているものより目が細かいので、しなやかでいいですね♪」と。
次に花の部分をつくります
名「次に、花になる部分を切り分けます。ピンクの3本です。海苔巻きの上をカットして、下側の海苔は切らないでくださいね。」
名「3本開いたら、巻きすを使います。竹の外側、平らな方を上にして、紐のピラピラは左手になるように置きます。1枚の海苔を縦半分にして、つるつるを外側に、横長になるように置きます。」
名「割って広げたピンクの海苔巻きを左から詰めて3本分並べます。」
「あ!花びらになるのですね。」
名「正解!海苔の一番右端に、接着剤代わりのご飯粒をいくつか付けておきます。」
「巻きすを左手で下から持って少し丸めて、花びらの真ん中になるように黄色の海苔巻を乗せます。」
名「うまく収まったら、海苔を巻きつけて1本の巻きずしにします。巻き終わったら、また、ころころと形を整えます。」
「わ〜、お花になった〜!これだけでもいいくらい(笑)」
名「そう言わないで、次は茎の部分を作りますよ〜。」
茎の部分をつくります
名「残り半分の海苔をさっきと同じように置いて、さらに、縦半分の半分をご飯粒でつなぎ長くします。
それと、海苔を三つ折りにして茎になる部分をつくります。」
名「葉っぱになるほうれん草を縦に並べて、茎になる海苔を間にはさみます。」
名「この両サイドに脇に酢飯を置いて、その上に先程作ったお花の部分を乗っけて」
名「全体を巻いて出来上がりです。太巻きになっても、この大きめの巻きすならしっかり巻けますね。」
名「海苔巻きの端っこは、しっかり押さえてご飯のゆるみのないようにしてくださいね。カットするときに違いが出ますよ。それでは、巻いていきます!」
さて、いよいよ最後のカットです
名「最後はカット。最初に真ん中切って、左切って、右切ってという順で1/4に切るときれいに切れますよ」
名「まず、包丁を濡れ布巾で拭いて。きれいな断面にするコツです。包丁を入れる前に毎回拭いてくださいね。」
名「海苔を切る感じで包丁を入れます。すっと一回で切れなくても、また包丁拭いて途中から切ってもOKです。」
完成〜!!
「わ〜!可愛い!!」
「飾り太巻きって丸くなきゃいけないと勝手に思ってました。この形お弁当箱にも入れやすそうですね。」
「太巻きって具材が多くてうまく巻けないのではと思っていましたが、これなら誰でもできますね。運動会やお祝い、持ち寄りパーティに作ってみたいと思いました!」
可愛いお花の飾り海苔巻に参加者も大盛り上がり!
最後にみんなで感想会
さて、寿司桶と巻きすだれを使ってみていかがでしたか?
名「やっぱり、木竹製品って香りが最高!おしゃもじも竹製を進めていきたいと思います!」
「巻きすの裏表とか、茹でた野菜を絞れたりとか、知らないことがたくさんありました。プラスチックの安いのも売っていますが、脱プラということで、ぜひ竹の巻きすを買いたいと思います。」
「寿司桶で作る酢飯がベチャベチャせず美味しいのにびっくりしました。ちらし寿司も作って寿司桶でテーブルに出しても素敵だなっておもいました。」
この寿司桶はフタもセットなんです。産地では花見や運動会の時などにお弁当箱の代わりに、家族分のおにぎりやおかずを詰めてフタをして持っていく方もいるそうです。
「写真映えしそう!いいですね!」
「お花見に持っていって、ドンと広げたい!!」
寿司桶はお寿司だけでなく、汲み上げうどんや素麺の盛りつけなど色々使えます。ぜひ色々活用してくださいね。
そして、巻きすも巻き寿司だけでなく、伊達巻やロールケーキを巻いたり、ミートローフを成形したりにも使えます。こちらもどんどん活用してくださいね〜!