今回の道具は寿司桶と巻きすだれです。〜道具の使い方編〜
今日は「飾り巻き寿司1級インストラクター」で、巻寿司特任大使の八幡名子さんを講師に招き、
「巻すだれ」「寿司桶」を使って、飾り巻き寿司を作りました!
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まずは、寿司飯づくりです。
寿司桶は、まず使う前に水洗いして少し水をためておき、桶全体がしっとりしたら、水を切って布巾で拭きます。
桶が湿っているのが正解です。
これによって、すし酢が桶に染み込むのを防ぎ、ご飯が桶にこびりつくのを防ぎます。
「なるほど!しっとりしているくらいが良いのですね。」
桶は乾燥していると、タガが緩んだり、外れたりしますが、タガを元の位置に戻して、水をためておくと元に戻ります。この状態に戻すことが大切です。こうしておけば水漏れなし!汲み上げうどんやおそうめんにも使えますね。
では、名子さんよろしくおねがいします!
炊きたてのお米を寿司桶に移して、酢飯を作っていきます。
名子さん
「木の香りがいいですね〜。ボウルでも酢飯作れるんですけどね、やっぱり寿司桶で広げながら寿司酢とご飯を合わせると、うまくできますね。出来上がりが全然違いますよ。」
寿司酢をさっとかけまわしてから、しゃもじでやさしくご飯を切るように、混ぜ合わせるのがコツですね。
次に、巻きすだれの便利な使い方などのレクチャーです。
名子さん
「巻きすだれには表裏があります。」
「竹の外側と内側って感じですか?」
名子さん
「そうそう。竹の外側は水を吸いません。だから、茹でたほうれん草を絞る時などはこちら側を使います。」
「おー!」
巻きすだれには、ほうれん草の水切りの他、卵焼きを巻いたり、いろいろな使える便利な道具。
海苔巻きには、のりを巻く時にご飯の湿気がうつりにくい、外側のつるつるした面を使う。
卵焼きを巻く時は内側の面を使いますが、竹の柔らかい繊維が、焼き立ての蒸気を吸収してくれる役割も。
昔から長く使われてきた自然素材の道具には、機能面においてもきちんと理由があるんですね。
続いて、細巻きの巻き方のコツです。
今回は、飾り巻き寿司づくりですので、特に細巻きをいくつもつくります。
普通の巻き寿司より、細くてはじけたり、ちょっと苦手な細巻き。
その極意は?
巻きはじめと、巻き終わりのちょっとしたコツですね。
巻き寿司の巻き方のきほんのき。
「ちょっとしたことだけど、意外と知らなかった〜」との声も。
きほんを身につけたところで、いよいよ、飾り巻きに挑戦です! →巻き寿司つくり編はこちらから