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使い方いろいろ。南部鉄器の卵焼き器 

鉄のとやわらかいカーブが美味しさの秘密

南部鉄器角玉子焼 使ってみました!

今回使ってもらうのは、南部鉄器の老舗及源の「角玉子焼」。

発売から50年近く経つ、ロングセラー玉子焼き器です。

個体差が若干ありますが、だいたい内寸が136x106mm、深さは一番深いところで240mmくらいです。

重さは、960gですが、小ぶりなためかあまり重く感じません。

さあ、実際に使っていきます!

〜使う前に〜
鉄のものを上手に使うには、予熱と少量の油をなじませておくのがポイント。

まず、弱火でゆっくり温めて、油を引きます。

一旦火を止めて、卵液を流し込みます。

その後、火を付けます。中火で充分です。

一旦火を止めて、卵液を流し込みます。

その後、火を付けます。中火で充分です。

薄く流し込み、半分焼けてきたところで、奥側のほうからくるくると巻いていきます。

とろっとがお好きな方は、このままお皿に出してください。

お弁当など、中までしっかり火を通したい場合は、火を消したあと、そのまま載せておいて、途中で裏返します。

予熱で充分火が通ります。

片面を置きっぱなしにすると、予熱でも焦げてしまうので注意して下さい。

さて、次は、玉子焼きで無いものに挑戦!

冷凍の白身魚のフライがちょうど2つ入るので、揚げ焼きしてみました!

少量の油で済むので、お弁当作りにも良いですね。

次は、スパニッシュオムレツに挑戦!

具材は、茹でたじゃがいも、トマト、アスパラガス、玉ねぎ、ハム。火のとおりと、食べやすさのため、1〜1.5センチ角くらいの大きさに切っておくと作りやすい。

玉ねぎとアスパラガスを塩コショウで炒めたら、

残りの具材を入れて混ぜ合わせ、

塩コショウした卵液を流し入れます。

卵の周りが焼けてきたら、トースターに入れて卵に火が入るまで加熱します。

柄まで鉄製なので、トースターやオーブンにそのまま入れられるのはうれしい。

これなら、ひっくり返す手間はいりません。

出来上がっても、そのまま食卓へ出せます!

この方法で、巻かない玉子焼きも作ってみました!

これは、手間いらず!

お弁当や朝ごはんに良いですね!

〜お手入れです〜

お湯でまだ熱いうちにたわしで洗うと、油分も落ちて簡単に洗えます。
油っぽい料理のときは、キッチンペーパーで油を吸わせてから洗います。
洗ったあとは、30秒ほど空焚きか、オーブントースターに2分入れて、水気を完全に飛ばします。
これで錆びません!
洗剤を使わなければ、油を引く必要はありません。
サイズが小さいので、キャンプ使いも良いですね。

くらしを愉しむ、道具を愉しむ。南部鉄器の老舗をたずねて はこちらから
<東北編1>400年間の歴史を未来に紡ぐ、南部鉄器〜岩手〜
  

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