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いろいろな竹ヘラ使い比べてみました。

今回の道具は、竹製の「混ぜヘラ」「穴あきヘラ」「練ヘラ」「炒飯ヘラ」

今日はコーンスープ、マカロニグラタン、オムライスを作りながら、4種の竹ヘラを使ってみます。

下から、混ぜヘラ、混ぜヘラ(穴あり)、練りヘラ、チャーハンヘラ

4種類のヘラ、知ってました?

炒飯ヘラなんてあるんですね。」

混ぜヘラしか持ってないです。ヘラに何種類かあるのは知っていたけど、違いがよくわからなくて。」

そうですね。ヘラには木製、竹製、金属製、プラスチック製、シリコーン樹脂製、といろいろある上に、形もまたいろいろ。何を買うべきか悩む道具のひとつではないでしょうか。

今日は、脱プラと持続可能な素材として注目している竹製のヘラを使ってもらいます。

混ぜヘラはみんな持っているようなので、混ぜヘラと比較しながら使っていきます。

〜使う前に〜
竹のヘラはそのまま使わず、濡らしてから使いましょう。匂いや色が移りにくいです。

混ぜヘラ穴あきヘラを使くらべる〜

まずは、コーンスープから。

お鍋に入れたクリームスタイルのコーンと同量の牛乳を、混ぜヘラで混ぜていきます。

混ざってきたら、さらに牛乳を加えて、弱目の中火で温めながら混ぜてていきます。

ここで、穴あきヘラを使ってみてください。

混ぜへらでまぜてみます。
混ぜヘラの穴あきで、混ぜてみます。

「あ、波立ちが穏やかになった!」

「さっき、混ぜヘラだと急いでヘラを動かすと波立ってこぼれそうになったよね。」

「穴から液体が抜けるから、抵抗が少なく、波立ちが抑えられるんですね。」

塩コショウで調味をしてスープはできあがり。

混ぜヘラ練ヘラを使いくらべる〜

次は、マカロニグラタンです。

玉ねぎ、人参のスライスと鶏肉を油で炒めていきます。

玉ねぎ、人参のスライスと鶏肉を油で炒めていきます。

まずは混ぜヘラで。

ここに、塩コショウして、小麦粉を投入。まんべんなくゆき渡るように混ぜていきます。フライパンに焦げ付かせないように炒めてください。 

「プラと違って、溶ける心配がないから焦げないように鍋底にピッタリ沿わし続けられるのは良いですね。」

牛乳を少しずつ入れながら、焦がさないように手早く混ぜていきます。

ここで、練ヘラに持ち替えてみてください。

「より上手に混ぜられる感じ。鍋底との接地面が広いからですね。」

混ぜヘラでもできるけど、練ヘラのほうが向いてるって感じ。」

ダマにならず、とろみの付いたソースになればできあがり。

茹でたマカロニを加えて、しっかり混ぜ合わせます。

あ、少しマカロニが多かったですね(汗)

耐熱容器に移して、粉チーズとパン粉をまんべんなく散らしたら、トースターかオーブンへ。

こんがりごげ目がつくまで焼きます。

〜炒飯ヘラを使ってみる〜

最後に、オムライスです。

これは最初から炒飯ヘラを使いましょう。

炒飯ヘラ、面白い形ですね。」

「かなり湾曲してる。」

鶏肉、にんじん、玉ねぎ、ピーマンの順にたっぷり目のオリーブオイルで炒めていきます。

鶏肉に火が通ったら、ケチャップを入れて更に炒めていきます。

「かなり返しやすいですね。鍋を振らなくても具材が返る感じ。」

ケチャップの水分が飛んだら、弱火にして、温かいごはんを投入。

「ゆるやかなカーブで、力をかけなくても、ご飯がすっと楽に返せますね。」

「お鍋振らなくも、混ぜられる♪」

しっかり混ぜながら炒めていきます。

これでチキンライスはできました。

あとはスクランブルエッグをトッピングして出来上がりです。

〜お手入れ〜
使用後すぐに、給湯器のお湯で、石けんとたわしを使って洗うのがおすすめです。
天然素材ですので、安全面からも、ぜひナチュラル系の洗剤を使ってくださいね。
炭化加工してあるので、虫やカビがつきにくいのですが、洗ったら、風通しの良い場所に立てたり、吊るしたりして保管してください。
つけ置き洗い、食洗機、乾燥機には弱いです。
どうか、ていねいに扱ってあげてくださいね。

〜炭化加工の竹ヘラ4種を使ってみて〜

【竹のヘラの良いところ】
・テフロンの鍋やフライパンでも傷を付けずに使える。
・鍋底に接触していても溶けることがない。
・薄くて軽いのにしっかりした硬さと弾力性があり、重みのある素材にも負けない。
・竹の内部まで蒸し焼きにすることで防虫、防カビ効果を高める「炭化加工」でお手入れがしやすい。
・丁寧な仕上げで、表面がささくれにくい。

【混ぜヘラ】
オールマイティーな形。1本しか持たないならこの形。

【穴あきヘラ】
穴が液体を逃がすので、液体を手早く混ぜるのが得意。
穴のため、ヘラに具材がくっつきにくいという利点も。

【練ヘラ】
フライパンや鍋の底にピッタリと添うので、カスタードクリームやホワイトソースなど、鍋底に焦げ付きやすいものを扱うのに向いている。

【炒飯ヘラ】
竹の丸みを生かした形状で、文字通り、ご飯を炒めるのが得意。
ご飯だけでなく、金属のお玉だと具材が切れてしまうような、デリケートな煮物などを返すのにも使えて便利。

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