今日の道具は、蒸しセイロ21cmと26cmです。
●使い始め・・・
今日はモニターKさんのお宅で、蒸しセイロのモニター会。
みなさんに2サイズ(21㎝、26㎝)のセイロを使ってもらいますよ。
パッケージを開けると、杉の香りがキッチン中に広がって、思わずみんなで「いい香り〜!!」
まずはじめにセイロを軽く水洗い。洗いかごに伏せておく。
「次回使うときも、まず水にくぐらしてね」というと「知らなかった〜」という声が。
セイロに水を含ませておく理由は、ゆがみを防ぐためと焦げ(鍋や中華鍋との接点が焦げやすい)を防ぐため。
これ、やるとやらないでは、全然違ってきます!
●セイロにあうお鍋を用意する。
さて次は、それぞれのセイロにあった鍋や中華鍋、フライパンを探す。
今回はちょうどピッタリの鍋が2つあったので、それぞれお湯を沸かし始めます。
今回はお鍋で蒸しましたが、ぴったりあうお鍋がない時は、中華鍋やフライパンでも大丈夫。
比較的火の通りやすい食材ばかりなので、鍋には半分くらい水を入れた。連続で蒸す場合は鍋にたっぷりお湯を沸かしてくださいね。



●食材を入れて蒸します。
伏せておいたセイロに、食材を並べていきますよ。
今回は、蒸したてを直接テーブルへ!を目指すので、21cmの方に、きのこ類を下に敷いて、豚バラ肉の薄切りを乗せます。彩りを意識して、ブロッコリーとプチトマトも。

26cmの方は野菜。
注意点は、火の通りを合わせること。ブロッコリーは小房に分け、芯大根はスライスします。
お湯が湧いたので、いよいよ蒸し始めます。

蒸し時間は、強めの中火で10分くらいかな。野菜は、軽めに蒸したほうが色が綺麗に仕上がります。
湯気が立ってきたら、杉の良い香りがさらに広がります。アロマセラピーだね」「待ってる時間も心地よいね」
「ご飯の準備これだけ?」そうそうそうなの。簡単なのが良いところ。
蒸せたかな? 蓋を開けたら「美味しそ〜」

●蒸し上がったらそのまま食卓へ〜追加で魚料理も!
湯気の向こうに色鮮やかな野菜!プチトマトもプリッと弾けていい感じ。
竹串を刺して蒸し加減のチェックも忘れずに。さあ、急いで食卓へ!
セイロの下にお皿を敷いてそのまま、並べます。

「わぁ~映える~!そのまま出しただけなのに素敵ね。」
「蒸し鍋だとこうはいかないわね」「なんかごちそう感出るよね~」
豚肉の方は、ポン酢が合う〜!!
「きのこぷりっぷり~!」「豚肉しっとり。美味しい〜!!」「プチトマトうま!」「紅芯大根、あまーい!」
「杉の香りは思ったほど食材には付いてはいないね。食材の香りの邪魔してないね。」
「お肉のセイロ、次はタラを蒸してみない?」
ということで、急遽、ひと塩したタラを、きのこの上に乗せて蒸すことに。
2度目はお湯が沸いているから、さらに準備が早い。
蒸している間に、野菜が冷めちゃくかなと思いきや、なかなか冷めない。
あっという間にタラも蒸し上がりましたよ。



「タラもプリッと蒸せていて美味しいね」
本当に、どの食材も蒸気(水分)の戻りがほとんどない。これはセイロならではの利点だと思う。
「冷めていく時にも、結露でビチャビチャしなくていいね。」
「杉や竹がほどよく吸って吐いてしてくれているからだね」
「セイロの良さは、想像以上だったよ」
「肉まんやシュウマイ以外にも色々使ってみよっと。」
大満足、大成功のモニター会でしたが、もう少し続きます。
●使い終わったら
自然素材は慣れたらお手入れは簡単なんですよ!
お手入れ〜洗い方
相当油っぽいものでなければ、給湯器のお湯で洗えます。
天然素材同士ということで、たわしを使って洗うことをお勧めします。
たわしで食材やアクがセイロに残らないようによく洗います。
油っぽい時は、石けんがお勧めです。
せっかく杉の無垢材なので、洗剤はナチュラルで香りのないものを選びたいですね。
お手入れ〜保管方法
良く洗ったら、よく水を切って、乾かします。
日が直接当たらない、風通しの良いところがベスト。
良く乾かしてカビを防いでくださいね。
「良く使えば、しまい込んでカビが、ということにもならないから、まめに使うようにします!」